2014年12月26日(金)、「アイルトン・セナ 追憶の英雄」DVD発売日に、
代官山T-SITE内GARDEN GALLERYで同DVDの発売記念イベントを開催した。
イベントはDVD試写会とトークショーの2部構成で開催。
DVD試写会では「アイルトン・セナ 追憶の英雄 Vol.1 イモラ/永遠の眠りへ」
(約60分)を大画面で上映。
20年という年月をさかのぼり当時の想いを呼び起こした。
続いて行われたトークショー。
ゲストはモータースポーツジャーナリストの川井一仁さん。
川井さんは当時からF1中継に関わっており、イモラでの事故があった時にはウイリアムズのピット内でセナの弟レオナルドの隣でモニターを見ていたという、
今回のゲストにぴったりの方。
川井さんには事前にDVD(Vol.2〜10)を観ていただいており、当日の試写会でVol.1を一緒に観ていただいた。
「1もいいねぇ。」という言葉を頂戴したところから始まったトークショーでは、川井さんならではのお話をたくさん頂いた。
88年のモナコGP予選で2位プロストに1.4秒差をつけてPPを獲得したことを挙げ、セナがいかに凄いドライバーであったかを川井さんらしく分かりやすく解説したり、ひとつひとつのコメントに深みがあったとセナの人間性について話された。
また、DVDの内容にも少し触れていただいた。
お薦めを伺ったところ、3巻「モナコに愛された英雄」と10巻「リアル-セナ」を挙げられた。
3巻では、先にも触れた88年の予選で1.4秒差と圧倒的早さを見せ、決勝でも独走状態であったにも関わらず、自らのミスで優勝を逃したことを惜しんでいた。
10巻では、セナの元マネージャーであるジュリアン・ジャコビのセナは時間にルーズだったという証言を受け、「俺以外にも同じように思っている人いたんだ」と普段のセナについて言及した。
話は「昔のF1と今のF1について」という流れに。
ここで川井さんはF1が複雑で分かりづらいという意見に同調しながらも、本質は変わっていないと話した。
感情がぶつかり合うのがレースの面白さ。
そういった意味では、セナvsプロストも、ハミルトンvsロズベルグも一緒であると。
2014年の話になったところで、遂にスペシャルゲストの登場となった。
2014シーズン ケーターハムF1チーム レーシングドライバーの小林可夢偉選手だ。
「2014 FIA F1世界選手権総集編」DVDの発売日を30日に控えていることもあり、可夢偉選手には2014年のF1シーズンについてお話し頂いた。
とにかく苦難の連続だったことを、そんな中でも貴重な経験を積み前向きに進んでいることをファンに報告した。
普段は聞けないようなF1チームの裏側など貴重な話が満載であっという間に終了時刻となった。
今回のイベントを通じ、セナを知らない世代の方に興味を持って頂ければ。
また、最近F1離れをしている昔のファンにもう一度F1を観ていただくキッカケになれば。そう切に願う。
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